座布団の作り方

  • ①まずは長方形の布を裏向きに二つ折りにします。布の大きさは、作る座布団によって異なりますが、1反から10客（10枚）の座布団が作れます。 表裏が続いている座布団の場合、表と裏で柄の方向が逆にならないよう、注意して布を裁断しています。
  • ②後で布をひっくり返すための「返し口」を40cmほど残し、周囲3方向を縫い合わせます。この時、1カ所だけ縫い目がない部分（わさ）ができますが、これが座布団の前方になります。四隅の角は２～３針、箱縫いにし、厚みを作ります。
    • 　←このように写真で返し口が分かると良いかも知れません（見本）
  • ③縫い終わった布を裏返し、返し口が右上にくるように置きます。
  • ④300gほどの綿（シート状のもの）４枚の綿を用意し、わたの目に気を付けながら互い違いに重ねていきます。
    • 　←写真
  • ⑤重ね終えたら、四隅の一角を布地のラインに合わせて折り曲げ、角を作っていきます。先に折り曲げた角を押さえながら、続けてもう一方の角を折り曲げると、尖ったようなすみ綿の形ができあがります。他の角も同じように折り曲げていきます。（※参考資料に載っていた作り方）
    • 　←（見本図） ⑤の方法の他にも、下の写真のように角の綿をカットした後、４つの面を折る方法もあります （御社の方法）
  • ⑥これで綿が座布団の形になりました。この綿を返し口から入れていきます。この時、角がピンとなるように隅まできちんと入れていきます。
  • ⑦綿が偏らないように中央を十字に閉じ、ふさを作ります。角の四隅にもふさを作り、綿が偏らないように留めます。