3.自宅で洗濯する時は

それでも汚れが取れない、あるいは座布団を清潔に保ちたいという時は、思い切って洗濯してしまうのも一つの手です。
ただし座布団の洗濯は大変難しく、変形してしまうことも多いのでクリーニングに出した方が安心です。

どうしても自宅で洗いたいという場合は、次の点に気を付けながら洗ってみてください。

まずは洗濯可能かをチェック!

座布団のタグに洗濯機や手洗いのマークがついていれば家でも洗えます。表示がないものについては、販売店や販売元に洗えるかどうか確認してから洗うようにしましょう。

→(ここに洗濯機や手洗いのマークの図を入れると分かりやすいと思います)

また、洗濯機表示があるのものでも、脱水の際に洗濯機のドラムが傾き、場合によっては洗濯機を壊してしまうことがあります。さらに座布団の中綿が偏ったり、変形してしまうこともあるので、面倒でも手洗いをおすすめします。

洗濯用ネットと大きめのバスタオルを用意しましょう

手洗いの時も、大きめの洗濯用ネットを使うことをおすすめします。
また1枚だけで洗うよりも2枚重ねてネットに入れて洗った方が型崩れしにくくなります。(場合によっては2枚まとめて失敗する可能性もありますが…)。
バスタオルは、脱水の時に使います。大きめのものを2~3枚用意します。

バスタブを使って洗いましょう

手洗い…と言いつつも、使うのは手ではなく「足」です!
体力勝負の作業なので、お子さんがおられる家庭では、手伝ってもらうと良いかも知れません。

  1. まずは、バスタブ(湯船)をきれいに洗っておきます。
  2. 次に座布団が浸る程度の量のぬるま湯をバスタブに入れてください。ここで残り湯を使用したいのもやまやまですが、座布団は十分にすすぐことができませんので、最初からきれいなお湯を使うようにします。
  3. 洗剤を入れてかき混ぜます。洗剤はいつも使っているものでも構いませんが、おしゃれ着用の中性洗剤があると生地を傷めにくく安心です。入れる量は洗剤に書かれてある表示に従ってください。すすぎが難しいので書かれてある量よりも少なめに入れるのがポイントです。
  4. 座布団を洗剤の入ったお湯に浸し、裸足で座布団の上に乗ります。滑らないように気を付けながら、5分ほど踏み洗いをしてください。
  5. →(文字ばかりだと読みづらいので、このあたりにイラストか写真が入るといいかも知れません)
  6. 汚れたお湯を一度流し、洗剤の入っていないきれいなお湯を再び入れ、再び踏み洗いをします。5分間×数回のすすぎを行って、お湯が透き通ってきたら終了。お湯を流した後も水分をなるべく切るために、しばらく足踏みを続けます。この時、絶対に雑巾のように絞らないようにしましょう。
  7. ある程度水分が切れたら、タオルドライを行います。床にバスタオルを敷き、間に座布団を挟みます。踏み洗いの時と同じ要領で、上に乗って足踏みをすると水分がバスタオルに浸み込みます。タオル全体が濡れたら新しいものと交換し、水分をしっかり取るようにします。
  8. →(タオルドライを行っている写真かイラストが入ると分かりやすいと思います)
  9. 最後に天日干しを行います。平らで風通しの良い場所を選び、じっくりと時間を掛けて乾かしてください。この時、扇風機や布団乾燥機などで風を送ると、乾かす時間が短縮できます。